
公開:2023年07月13日
フリーマガジン「Alku Tokyo(アルクトーキョー)」の2号が発刊されました。
創刊2号目の『夏号』ということで、涼しさを感じられる巻頭企画、そしてその土地の魅力を「偏」な視点から掘り起こす街歩き企画、さらに東京メトロの一日乗車券を活用するページも展開しています。
今回は「24時間さんぽプラン」の橋のページの取材風景に加えて、残念ながらスペースの都合で掲載できなかった橋もご紹介します。本誌とWebの両方をご覧いただき、おでかけの参考にしてくださいね!
勝鬨橋を違う角度から

こちらは、昭和15年に今の姿となった勝鬨橋。
昔は中央の橋桁が「ハの字」に開いていた可動橋ですが、昭和45年に開橋されなくなりました。
本誌では築地駅側からの写真と開橋のための運転室の写真を掲載しましたが、開橋する箇所がわかりやすい勝どき1丁目側からの写真をご覧ください。
2つのアーチの真ん中の部分がハの字に開橋します。

さらにアップで。
永代橋とその周辺

こちらは、門前仲町駅と茅場町駅のちょうど中間地点にある永代橋です。
本誌では隅田川テラスからの写真を掲載しましたが、門前仲町駅から茅場町駅方面に向かって歩くと、また違った表情を見せてくれます。見る角度によってまったく違う印象を与えてくれるのも橋の魅力だと思います。
ここから本誌通りに隅田川テラスを北上していきますが、その前に……。

永代橋から、キレイに並ぶ高層マンションが見事です。夜に見るとまた違った印象なんでしょうね。

マンションの横には中央大橋も見えます。橋から橋を眺めるのもいいですね!
隅田川は”橋の宝庫”だと実感します。
このロケを通じて街中で見かける橋に対して「あの橋の名前、何ていうんだろう?」と調べるクセがつきました。

隅田川テラスの遊歩道を歩いていきます。
ちょっと小さいながらも主張する橋が気になります。

白と青のカワイイ橋、これは無視できません。
こちらは「豊海橋(とよみばし)」という名称で、”下路式・鋼製フィーレンデール橋”という構造形式になっているそうです。
永代橋に行かれた際は豊海橋にも注目してみてくださいね!

ちなみに永代橋から清洲橋まで歩くと、これまでの風景が全て重なって見えます。
隅田川テラスも幅が広く歩きやすいです。
【未掲載】八幡橋 (旧弾正橋)

本誌では、橋の達人である紅林章央さんからの推薦がありながらも、スペースの都合で泣く泣く未掲載となってしまった橋もあります。
門前仲町駅から富岡八幡宮に向かい、さらに東側に歩いていくと八幡堀遊歩道が現れます。
その途中、頭上に架けられた赤い金属製の橋が「八幡橋(はちまんばし)」です。
こちらは明治11年に作られた初の国産鉄橋です。
もともとは中央区で「弾正橋」として架けられたものが、関東大震災後にこちらに移設され名称も八幡橋となったそうです。
当時の官営工場で作られた証として菊の御紋が入っていることが確認できます。
【住所情報】
富岡一丁目~富岡二丁目間旧油掘川支川
URL:https://www.city.koto.lg.jp/470208/machizukuri/dorohashi/hashiichiran/kudokyo/14902.html

菊の御紋が入っている橋は全国でも一つだけ。官営工場で作られた証です。
今回の「橋」をテーマとした24時間さんぽプラン、まだまだ知って楽しい橋が都内のアチコチにあります。
古くから水路や河川を重要視してきた東京の都市開発とともに、魅力的な橋も増えていったと想像できますよね。
ぜひ東京メトロの24時間券を活用して、自分だけの「橋さんぽ」をしてみてはいかがでしょうか?
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※本記事内の情報は2023年07月13日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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