
公開:2024年05月21日
このところ気温は安定しませんが、少しずつ夏の暑さを感じる日が増えてきましたね。そんな季節の変わり目には、さっぱりとした蕎麦はいかがでしょうか。今回は東京メトロ沿線にある蕎麦の名店5選をご紹介します。
①明治から続く天ざる発祥の名店/室町砂場

三越前駅から徒歩3分で到着する「室町砂場」は、明治2年(1869年)創業の老舗。
今では一般的になった「天ざる」や「天もり」の発祥となった有名店です。

▲「室町砂場」発祥の天ざる(1,870円)

▲「ざる」は蕎麦の実の芯だけ、「もり」は一番粉を使用した蕎麦を提供
戦後、三代目の時に開発されたという天ざる・天もりは、かき揚げが初めからつゆに浸かっている独自のスタイル。濃いめのつゆにかき揚げのごま油の香りが加わり、食欲をそそります。
伝統的な一杯を味わいたいという方は、ぜひ訪れてみてくださいね。
- 室町砂場 日本橋本店
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所在地
東京都中央区日本橋室町4-1-13
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最寄駅
三越前駅
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②こだわりの蕎麦と鴨をいただく/ そばごや

2022年12月にオープンした「麻布十番 蕎麦居酒屋 そばごや」。
おつまみとお酒を楽しみつつ、〆に上質な蕎麦をいただけるお店です。

▲天ぷらやだし巻きなど、豊富なメニューを取りそろえる

▲スタンダードな蕎麦のほか、キャビアなどの高級食材を使用した蕎麦も味わえる
名物は「埼玉鴨場」の「チェリバレー種合鴨」を使用した、鴨のたたきや鴨せいろ。赤身の味わい深い旨味と、脂の優しい口当たりは絶品です。
お店は深夜まで営業しているため、ゆっくりとお酒や蕎麦を楽しみたい方にもおすすめですよ。
- そばごや
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所在地
東京都港区麻布十番2丁目8-17斉藤ビル1階
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最寄駅
麻布十番駅
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③石臼挽き手打ち蕎麦と天ぷらを堪能/蕎楽亭

石臼挽きの蕎麦と天ぷらを楽しめる「蕎楽亭」。
店主の出身である福島県柳津町産の蕎麦の実を使用しているほか、福島の地酒を多数取りそろえるなど、福島愛の溢れるお店です。

▲天ざる(3,000円)

▲5月~9月限定のトマト蕎麦(1,400円)
メニューはざる蕎麦や肉蕎麦など約30種類の蕎麦があります。蕎麦の風味を堪能したいという方は、黒蕎麦(十割蕎麦)と定番の蕎麦が楽しめる二色蕎麦もおすすめです。
このほか、旬の食材を使用した天ぷらなどの一品料理や、厳選された日本酒も取り揃えています。ランチ利用や夜の落ち着いた食事にもピッタリのお店です。
- 蕎楽亭
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所在地
東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂館1F
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最寄り駅
飯田橋駅
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④ランチや宴会も楽しめる蕎麦屋/茅場町長寿庵

蕎麦居酒屋の草分けとも言われる名店「茅場町 長寿庵」。
蕎麦はもちろん、お酒や1品料理のメニューも豊富。ランチから宴会まで幅広く利用できるお店です。

▲人気メニューの鴨せいろ(1,705円)

▲食材の一つひとつにこだわって作られている
こだわりの蕎麦はのどごしの良い細切り。定番のメニューや麺に胡麻を練りこんだ「胡麻切せいろ」など、様々な蕎麦を味わうことができます。
居酒屋として利用したい方は、刺身や天ぷらが楽しめるコースメニューがおすすめ。明治から続く名店の味を心ゆくまで楽しむことができますよ。
- 長寿庵
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所在地
東京都中央区日本橋茅場町1丁目9−4
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最寄駅
茅場町駅
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⑤ヘルシーな蕎麦定食や落語も楽しめる/薮伊豆総本店

日本橋駅から徒歩4分。創業当時からの伝統を守り続ける蕎麦屋、「藪伊豆総本店」。
蕎麦粉は毎日石臼で挽きたてのものを使用しており、風味豊かな蕎麦をいただくことができます。

▲一番人気のじゅげむ定食(1,350円)

▲天ぷらも楽しめるまねき猫ランチ(1,350円)
ランチタイムには蕎麦に小鉢や副菜のついた2種の定食を味わうことができます。食物繊維豊富で栄養バランスも考慮されているのが嬉しいポイント。
また、藪伊豆総本店では月に数回寄席も開催されています。落語を楽しんだ後に蕎麦とお酒に舌鼓……なんて、江戸情緒たっぷりの体験もできますよ。
- 薮伊豆総本店
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所在地
東京都中央区日本橋3-15-7
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最寄駅
日本橋駅/茅場町駅
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ライター

AlkuTokyo編集部
東京メトロで発行するフリーペーパー『Alku Tokyo』、WEBサイト『AlkuTokyo.Web』の編集部です。毎日、東京をおもしろく駆け回っています。
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