
公開:2024年07月25日
東京メトロ日比谷線・中目黒駅から徒歩6分。山手通り沿いにあるシックな佇まいのパン屋さんが『flour+water(フラワーアンドウォーター)中目黒』です。お店のイチオシはイートインで楽しむパンブランチ。人気のあまり、週末には列ができるほどだそうです。どんなパンが楽しめるのか、実際にお店に伺ってみました。
豊富な品数で出迎えてくれる山手通り沿いのベーカリー

多くの飲食店が軒を連ねる山手通り沿いにある『flour+water中目黒』。
黒を基調とした大人な雰囲気の外観が特徴です。ガラス扉を入るとカーブを描くユニークな形状の台の上に、「ワンハンドレッド」シリーズの食パンから惣菜パン、デザート系のパンなど、ところ狭しと並ぶ商品たち。店内で焼き上げられた30種類ほどのパンは毎朝9:00から販売しています。
ちなみに店名の「flour+water(フラワーアンドウォーター)」は、「小麦粉と水」を意味しています。
オリジナルの食パンを開発する際、通常は「100:70」とされる小麦粉と水の割合を「100:100」の配合に辿り着いたことから商品名に「ワンハンドレッド」と名付けられました。


ベーカリーの奥に広がる飲食店スペースでブランチ


カウンターの奥へ進むと、広々としたイートインスペースが現れます。こちらのスペースでパンブランチを楽しむことができます。
内壁はコンクリート打ちっ放し。天井に飾られたドライフラワーたちが、一貫してシックな雰囲気を演出しています。一脚ずつデザインの異なる椅子たちは、ヴィンテージの一点もの。テーブルにもあえてヴィンテージ加工を施し、レトロ感を醸し出す工夫がなされていました。
ガラス張りの工房では、パンを仕込む職人さんたちの姿も見られます。毎月スタッフミーティングが実施され、季節の味覚を取り入れた新しいパンを開発しているという力の入れ様です。



大人気の「パンブランチ」

「パンブランチ」(1,980円 90分制)は10:00からのサービスですが、9:00には予約票の発行が開始されます。チケットを取り席に着くと、スタッフがパンが入った大きなトレイを持って来てくれます。この中から好きなパンを4種類選ぶことができます。
13〜14種類のなかからパンを選び出すのは至難の業。どれも美味しそうで迷ってしまうでしょう。このブランチのプランは、副菜としてスープ・サラダ・パスタのいずれかをセレクトできます。たとえばこの季節のスープなら「そら豆とポロネギのポタージュ」など、季節感のある食材を使用した本格的なメニューばかりで目移りしそう。
もうひとつのうれしいサービスが、「ティーフリー」システム。約20分に1度、フレーバーの異なる紅茶をサーブしにきてくれるのです。5〜6種類もの紅茶を優雅にいただきながら好きなパンを頬張れるなんて、間違いなく至福の時間になりそうですね。

こんな感じでテーブルにスタッフがやってきます
テイクアウト用のパンも力作ぞろい



小麦粉と水の配合に長い間こだわってきた『flour+water中目黒』の看板メニューである「ワンハンドレッド食パン」。
食パンは複数種類があり、ジャムやサンドイッチと合わせるのに適した「プレーン」(648円)のほか、蜂蜜と練乳を一緒に練りこんだ「純生」(648円)も人気。それ以外にも、2ヶ月ごとに季節の食パンが登場します。
以前、別業態のクロワッサン専門店用に開発されたという歴史のある「天使のクロワッサン」(369円)もまた、同店が誇る自慢の一品。フランス産のバターを使用した生地は、香り高くふんわりした食感が特徴的です。


そのほか、惣菜パンの種類も多く、さまざまな具材を挟んだリュスティックバーガーは見た目にも食欲をそそるものばかり。
「ガーリックシュリンプバーガー」(430円)や「ローストポークと蓮根のきんぴらバーガー」(454円)、「BBQバーガー」(453円)など、種類も豊富でテンションも上がります。
常に商品開発を行うスタッフ

店長・山中三津貴さん
店長・山中三津貴さんにお店のイチオシポイントを聞くと、やはり「パンブランチ」だそう。
山中さん「色とりどりのパンかごの中から、お好きなパンを選ぶ瞬間は、どんなお客様も童心に戻っているなと感じますね。大切な人と一緒に楽しい時間を過ごしていただくために、私たちスタッフもパンのクオリティを上げられるように日々技術を磨き、アイデアを練っています」。
ちなみに店長のおすすめの一品は「大納言あずきの塩バターフランス」(486円)。ぜひ味わってみたいものです。「生地にもあずきを練り込んだフランスパンの芳醇な香りを楽しんでいただきたいですね」とのこと。

包装紙もかわいい!
夜はガラッと雰囲気が変わるバルに

中目黒エリアには、最近小さなパン屋さんがたくさん登場し始めている中、よりお客さんとのコミュニケーションを大事にしながら、美味しいパンを提供していきたいという『flour+water中目黒』。
ちなみに13:30までのパンブランチのあとは、17:00からイタリアンバル『DRA7』がオープンします。ユニークな営業形態も魅力のひとつ。どちらの時間帯にも訪れてみたいものです。
店舗情報

- flour+water中目黒
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住所
目黒区青葉台1-30-10
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TEL
070-2163-2206
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営業時間
9:00〜16:00(ブランチは10:00〜)
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定休日
なし
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URL
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ライター

AlkuTokyo編集部
東京メトロで発行するフリーペーパー『Alku Tokyo』、WEBサイト『AlkuTokyo.Web』の編集部です。毎日、東京をおもしろく駆け回っています。
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※本記事内の情報は2024年07月25日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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