
公開:2024年08月09日
『Alku Tokyo』vol.6(2024・夏号)の「24時間券でゆく東京深旅」で紹介した『荒川ふるさと文化館』さん。本誌では、「Made in TOKYO」を感じられるスポットとして、職人たちが作った伝統工芸品が展示されている『あらかわ伝統工芸ギャラリー』を紹介しました。今回はギャラリーの奥にある『荒川ふるさと文化館』自体をご紹介します。隅田川流域で発展してきた近代工業の歴史や当時の生活の様式なども学べる充実したスポットになっていますよ!
南千住駅から徒歩約8分、近代的な外観が目印

『荒川ふるさと文化館』は、東京メトロ日比谷線の南千住駅から徒歩8分ほどでアクセスできます。
本誌では『あらかわ伝統工芸ギャラリー』をご紹介しましたが、奥には常設・企画展示室があり、是非チェックしていただきたい施設なのです。

あらかわ伝統工芸ギャラリーは無料エリアにあり、開館時は自由にアクセスできますが、『荒川ふるさと文化館』の常設・企画展示室は大人100円の入館料が必要になります。
料金をお支払いして、さっそく中へ入ってみましょう。
常設展示エリアでは、荒川区の原始から近代までの発展史をわかりやすく展示
中に進むと、このあたりで出土した約3千年前の石器などが展示されています。
進んでいくほどに時代が下り、人類が辿ってきた様子がとてもわかりやすく見学できます。


「銭座(ぜにざ)」とよばれる貨幣を作る機関で働く人たちの様子や、工業によって発展していく荒川区の歴史が、順を追って資料で紹介されています。


昭和40年代の生活を復元した路地エリアも



常設展示の奥に進むと、懐かしさが感じられる路地が現れ、復元された家屋の中をのぞけます。
当時の家具や家電が並び、暮らしていた人々の息づかいが聞こえてきそうなリアルさがあります。
奥州を結ぶ交通の要所でもあった千住エリアの歴史が総合的に学べる施設

千住大橋が架かる国道4号線は、古くから交通の要所として重要な役割を担った大動脈。
川の流れや人流が、この地域を発展させてきたことが『荒川ふるさと文化館』の展示からよくわかります。
ここでは紹介しきれなかった展示物もたくさんありますので、たっぷりと時間を確保しての見学をおすすめします!
施設情報
- 荒川ふるさと文化館
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住所
荒川区南千住6-63-1
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TEL
03-3807-9234
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営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
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定休日
月曜(祝日の場合は翌平日) 毎月第2木曜・年末年始
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URL
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ライター

AlkuTokyo編集部
東京メトロで発行するフリーペーパー『Alku Tokyo』、WEBサイト『AlkuTokyo.Web』の編集部です。毎日、東京をおもしろく駆け回っています。
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※本記事内の情報は2024年08月09日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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