江戸時代の名奉行、大岡越前守忠相の屋敷跡
このエリアは、江戸時代には大名屋敷が立ち並んでいました。
8代将軍・徳川吉宗が進めた享保の改革を町奉行として支えた、時代劇でも名奉行として描かれている大岡越前守忠相。本誌では、彼が手腕をふるった有楽町駅前広場の「南町奉行所跡」をご紹介しました。
そこから少し離れた東京メトロ霞ヶ関駅前にある弁護士会館には、大岡越前守忠相の屋敷跡の碑があります。ここは晩年に忠相の上屋敷が置かれた場所でした。
有楽町駅前広場の「南町奉行所跡」
仙台藩祖、伊達政宗終焉の地
このエリアの中心に広がるのは日比谷公園。
日本初の「西洋風」公園として誕生し、東京ドーム約4個分にも及ぶ敷地面積を誇るこの公園は、現在は都心のオアシスとして親しまれています。
ここも幕末までは松平肥前守をはじめとした大名屋敷があり、明治になってからは陸軍練兵場として使用されました。
日比谷交差点側から公園内に入り少し歩くと、伊達政宗終焉の地についての解説板があります。ここには、仙台藩祖の伊達政宗から3代目の綱宗の時代まで、仙台藩の外桜田上屋敷がありました。 政宗は1636年(寛永13年)にここで70年の生涯を閉じました。
日比谷公園には歴史スポットが目白押し!
伊達政宗終焉の地の解説版のすぐ近くには、「日比谷見附跡」が。江戸城外郭城門のひとつ、日比谷御門があったところで、石垣の一部が残っています。
江戸時代に造られた石橋が残っています。増上寺霊廟の旧御成門前桜川にかけてあった石橋の一つで、市区改正の道路構築の時にこの場所に移したと言われています。
レストラン「松本楼」の横には立派なイチョウの木が。「首かけイチョウ」と呼ばれるこの木の樹齢は400年以上と推定され、徳川家が江戸に本拠地を移した1590年代ごろに植えられたと考えられているそうです。
- 所在地
- 東京都千代田区 日比谷公園1-6 MAP
- 最寄駅
- 日比谷駅
- アクセス
- ・東京メトロ「霞ヶ関」駅/東京メトロ「日比谷」駅/都営地下鉄「日比谷」駅A10・A14出口すぐ
・JR「有楽町」駅より徒歩約8分
- 問い合わせ先
- 03-3501-6428
今回ご紹介したエリアは、江戸時代には大名屋敷が並び、明治時代には政府が中央官庁街を整備した場所ということで、少し歩くだけでもたくさんの歴史の痕跡が見つかります。
ぜひ本誌とあわせて、都心で見つける歴史散歩を楽しんでみてくださいね!
ライター
AlkuTokyo編集部
東京メトロで発行するフリーペーパー『Alku Tokyo』、WEBサイト『AlkuTokyo.Web』の編集部です。毎日、東京をおもしろく駆け回っています。
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※本記事内の情報は2024年10月17日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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