
公開:2025年05月23日
現在配布中のフリーマガジン『Alku Tokyo』vol.9(2025・春)では、巻頭特集で”五感がひらく”をテーマに、東京メトロ沿線にあるさまざまな施設をご紹介しています。今回は、その中で“触れる”ことができる店舗としてご紹介した、和菓子作り体験ができる『今菓子司 銀座凮月堂』に、編集部が手土産を買いに立ち寄りました。
都会の喧騒を忘れさせる、荘厳な店内

『今菓子司 銀座凮月堂』は、銀座駅B6、B7出口から徒歩2分のところにある、創業153年の老舗和菓子店。「銀座凮月堂ビル」の3階に位置します。
荘厳な雰囲気漂う店内に入ると、そこには和菓子が“作品”のように並んでいました。しっとりと仕上がったカステラ、宝石のようなビジュアルの水羊羹……店員さんがひとつひとつの商品を、試食も交えながら丁寧に説明してくれました。迷いに迷って、看板メニューとオススメしてくれた「木の実と果汁の羊羹テリーヌ」を購入。
老舗和菓子店の奥には・・・知る人ぞ知るセレクトショップが!

ふと、インテリアとして置かれている花瓶に値札が付いているのが気になり店員さんに聞いてみると、「奥にギャラリーがあるんです」と、併設された“うつわ”のセレクトショップ「日々」へと案内してくれました。
秘密の通路のような通りを抜けた先には、たくさんの“うつわ”が。すべて手に取って見ることが可能、気になったものは購入できます。5月23日(金)から始まるガラス作家・荒川尚也さんの作品展は、入場制限を設けるほどの人気。電話予約を推奨されているので、気になった方は事前にお電話を。
視覚と味覚、両方で楽しめる美しい羊羹
さて、帰宅して早速羊羹を食べてみました。包みを剥がした状態で見る断面の美しさ!うっとりしてしまいます。フルーティーで洋風とも和風ともとれるこの味わい、お茶もコーヒーも合いそう。食べる箇所ごとに違う触感や甘味も楽しいです。
白あんやバニラビーンズが使用されている「白」は甘みが強く、クローブで香りづけされたこしあんを使用している「黒」は大人な味わい。どちらも思わず一気に食べたくなってしまうほどの美味しさですが、丁寧にカットして大切に食べたい一品です。ちょっと贅沢な日のおやつにはもちろん、老若男女問わず楽しめるお味だと思うのでお土産にも最適です。賞味期限も2週間ほど。

さくっと立ち寄るだけのつもりでしたが、お店を後にしたときには、なにかイベントごとがひとつ終わったかのような充実感がありました。格式のある店内やセレクトショップで過ごす優雅なひととき、店員さんの丁寧な対応のおかげでその空間がより一層素敵な思い出になりました。もちろん羊羹も絶品で、まさに“五感がひらく”老舗和菓子店。ぜひ皆さんも訪れてみてくださいね。
施設情報
- 今菓子司 銀座凮月堂
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住所
中央区銀座6-6-1 銀座凮月堂ビル3F
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TEL
03-3572-1777
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営業時間
11:00~18:00
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定休日
木曜日
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URL
https://ginza-fugetsudo.co.jp/
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ライター

AlkuTokyo編集部
東京メトロで発行するフリーペーパー『Alku Tokyo』、WEBサイト『AlkuTokyo.Web』の編集部です。毎日、東京をおもしろく駆け回っています。
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